舞台は昔の京都。そこに愛称で”茶金さん”と呼ばれるお茶道具の 目利き(鑑定士)がいた。もちろん腕(眼?)は折り紙つき!
手に持った茶椀を見て、「こ、これは!」と首を一回傾げると 何と100両!!価値が上がる、と云われる凄い人。
ある日この茶金さんがお茶屋で一休みしてた時のこと。 飲んでたお茶の茶椀をしきりに見ながら、首を6回も傾げた。 その様子を見てた流れ者の主人公。
何とかその茶椀を手に入れるが、実は茶金さんが首を6回も 傾げた本当の理由とは、。これがまた、。
とっても構成が素晴らしい素敵な噺です。 じっくりと噛みしめるように聴いて欲しい噺です。但し!難しい! 僕にとってはとてつもなく難しいです!!何がって舞台は京都です!!
京都の言葉が難し過ぎます!普段喋ってない言葉は高座でお客様を前にして 流暢に出てきません、。でも大好きな噺。
演る時は他の噺とは別の意味で気合いが凄く必要だと思います。 ちなみに10年前、半七師匠(当時茶々丸兄さん)に習いました。