唐突ですが、
僕が落語家になるのを後押ししてくれた落研時代に出会った五席、
円生師「らくだ」
小三治師「子別れ」
談志師「鼠穴」
志ん朝師「お直し」&「柳田格之進」
の中の一席。
この世界に入ったら絶対に演りたかった噺です。
二つ目になって三年後、(今思うと、完全に若気の至りですが、、。)
さん喬師匠に習いました。
「中途半端な気持ちで演れる噺じゃ無いぞ。
小手先の技術じゃなくて、ここ(胸に手を当てて)が大切だぞ。」
とアドバイスして頂きました。
滅多に演れる噺じゃ無いですが、
噺家になったからは一生大切にしたい噺です。
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