吉原の遊廓に勤めるとある女郎。自分を贔屓にしてくれる客も数多い。
だがその中には生理的に大嫌いな客がいた。ある日その客が遠方はるばるやってきた。
この女郎は店の若い衆に「私は死んじゃったと言って、帰ってもらってくれ」と頼む。
このことを請け負った若い衆は、、
この噺は今から13年前に入船亭扇遊師匠に習いました。
確かにこの女郎は男からすると本当に嫌な女ですが、
それよりも、店の若い衆と、嫌われてるとも知らず自己チューである
意味ポジティブな田舎者の客との掛け合いが滑稽で、楽しく演れる噺です。