吉原でのこと。
若い頃のようになかなか客にお呼びがかからなくなってしまった年増の花魁。 情けない気持ちで部屋で泣いているところに、慰めに来たその店の若い衆。
このことがきっかけで二人は深い仲に、、。
店の主の計らいで二人は夫婦になれたのだが、 亭主は浮気と博打に溺れてしまう。
とうとう家には何もなくなってしまい、 借金取りが毎日やってくる始末。
弱り果てる二人の間で亭主が提案した策は、 何とよりによって、、、、。
僕の一門を代表する超大ネタです。
こんな安易な言葉では言い表せないくらい、難しく、 とてもとても深い深い噺です。
演者によって、聴き手によって、全く解釈が違ってくるでしょう。
この噺を、「なんて男女の情愛が切なく美しいんだっ!」と思うか、 「いくら何でも、夫婦だからって、こんな酷い有り様は嫌だ!!」と感じるか、。
僕は、、。まだ、、。
「この噺をどう思うかは、あなた次第です、、、、。」(都市伝説風に、)