とある貧乏長屋に住む住人たちが一同に集まった。
「大家さんが長屋の物みんな揃って来て欲しい、と言っている。 いったい何の事だろう?溜まっている家賃の催促だろうか?」不安がる住人たち。
だが真相は、長屋の敷地からおめでたい大黒様の置物が出てきたのだった。 このことで大家さんが長屋のみんなにご馳走してくれると云うのだ。
一同は大いに喜ぶが予想してない難問が持ち上がる、。 そのこととは、。
この噺は14年前、馬桜師匠に習いました。 二つ目なりたてでその頃は本当によく演ってました。
ばかばかしいけど、大家さんをはじめ長屋の住人が生き生きとしてて、 落語の面白さがとてもよく表れている噺だと思います。
僕も時間の流れの中で気が付くとしばらく演ってなかったのですが、 久しぶりに演ってみて、やっぱりこの噺は楽しいです!