落語ではお馴染みの大家の若旦那。
相変わらずの吉原通いで親父の逆鱗に触れる。
親戚一同の家族会議の席でこの若旦那、
「女が私の面倒を診てくれる、と言ってる。
昔からお天道様と米の飯は付いてまわる、と言います。
喜んで勘当になります!」若旦那は家を出ていった。
が、世の中そんなに甘い訳が無い。
馴染みの花魁、贔屓の幇間、全ての友人、
結局は金の切れ目が縁の切れ目。
惨めな気持ちの若旦那は死ぬことを決め、
橋から身を投げようとしたのだったが、
間一髪助けてくれたのは偶然にも親戚の伯父さんだった。
さあ、若旦那は伯父さんの叱咤激励の元、
心を入れ替えようと決心するのだが、、、。
10年くらい前に師匠伯楽から習いました。
でもこの10年間の中でほんの数回しか演ってません。
本当に大変な大ネタの噺です。だからこそ大事にしてる大好きな噺です。
確かに愚かな若旦那だけど、若旦那を取り巻く周りの人達の暖かさ。
そしてそんな人達に支えられ成長していく若旦那。
僕この噺大好き!
しょっちゅうは演れないけど長く長く僕の大切な持ちネタとして!