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提灯屋

あらすじ

相変わらず能天気な同じ町内に住む若い衆。

その頃のことで、この輩の中には字の読める奴が誰もいない。

ある時、仲間の一人がチンドン屋が配っていた広告(今でいうチラシ)を

みんなの集まっているところに持って来た。

「さあっ、どうせみんな暇何だから、この店にみんなで呑みに行こう!」

ところがこの輩達、誰も字が読めない。広告を見ても何処に何屋が

できたのか、さっぱりわからない。 が偶然通り掛かった町内の隠居に

読んでもらったが、その内容は、、。

「ほう、近所に提灯屋さんが開店しましたよ」

これを聞いたこの輩達は、、。


この噺について

個人的には大好きな噺なんですけど、最近あまり演らなくなってました。

噺自体は陽気でいい意味で呑気でバカバカしくて面白いんですが。

演目「手紙無筆」の項で触れたのですが、やっぱり、字が読めない&書けない

(つまり無筆)の噺は現代を生きるお客様にリアルじゃ無いのと、

後半の”家紋”のくだりが難しくなっているのかなっ?と思います。

でも僕はこの噺、大好きなので演って行きたいですよ。

確かにこの噺を学生の頃初めて聴いた時は、家紋の事なんか

全然何の事か解らなかったけど、噺自体の雰囲気というか匂いというか、

陽気で愉快な感じがたまらなく心地よかったのです。

解って欲しいなぁ、、。


 
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