ある骨董屋の元番頭だった男が、旅の途中、立ち止まった茶屋でのこと。
茶屋の主が飼っている猫が男のすぐそばで餌を食べていた。
男はその餌の入っていた皿を見て驚いた。その皿は骨董的価値のある凄い皿!(現在の価値で3千万)
何とか主を言いくるめて、その皿を手に入れようとするが、、。
地味だけど大好きな噺です。
笑いは多くありませんが、これこそ落語の素晴らしさが凝縮されていると思います。
演者とお客様が心が一つになって、一緒の空間の幸せを感じられる典型的な噺だと思います。(菊朗くんも共感だと、)